ピカソのように自由に、ピカソのように楽しく
ピカソのように自由に、ピカソのようにクリエイティブに、ピカソのように豊かに、ピカソのように楽しく
1990年代後半、私は仕事でバルセロナを訪れた。
サクラダファミリアやガウディの建築物を観て、その後道に迷いながら路地を行くとピカソ美術館にたどりついた。
落ち着いた雰囲気の中にたたずんでいたと想う少年時代からの作品から、いろいろな時代を経てキュビズムへ。さらに晩年は自由奔放に。
生きた証のように楽しい作品に出会ったような記憶で美術館を後にした。
私は狭い路地を抜けて大通りに出るまで、まるで何かから解放されたかのような自由で楽しい気分になっていた。
それが<ピカソの時間>だった。